赤ちゃんの夜泣きと母乳の関係

よく「母乳のみで育てると赤ちゃんが夜泣しやすい」という話を聞きます。
これは確かに一理あって、母乳とミルクを比べた場合、母乳のほうが消化が良いために、すぐにおなかがすいてしまう、というのはあるようです。

でも、だからといってミルクのほうが母乳より優れている、ということにはなりません。
母乳には、ミルクでは補えない様々な栄養素が含まれています。
また、お母さんのおっぱいをあげることは、赤ちゃんにとって精神安定剤的な効果もあります。
母乳で育てることが可能な状況であれば、母乳を優先してください。
その上で、赤ちゃんが夜中おなかがすいて泣くようであれば、寝る前にたっぷりと母乳をあげてください。
それが難しいようであれば、ミルクを併用しましょう。

明かりを嫌がる赤ちゃん、暗がりを怖がる赤ちゃん

赤ちゃんの夜泣きの原因は様々ですが、大きな理由とされているものに
部屋の明かり
というのがあります。

赤ちゃんはまだ目がよく見えず、物の形を正確に把握することはできませんが、それだけに明るい/暗いに対してはとても敏感です。
夜になっても部屋が明るいと感じると、まだ夜になっていないのでは?と勘違いして、なかなか眠れずに夜泣きをする、ということはあるようです。
その明かりも、大人なら気にならない程度の、たとえば電灯の豆球やカーテンから漏れる光などにも反応してしまいます。
そのため、夜泣きの対策として、一度夜は部屋を真っ暗にしてみましょう。
豆球も消し、カーテンはできるだけ遮光性の高いものに替えてみてください。
この工夫で夜泣きが止むこともあるようです。

一方、赤ちゃんの中には真っ暗な状態を怖がる子もいます。
夜の闇を怖がるのは人間の本能。ましてや無防備な赤ちゃんにとっては恐怖に感じてもおかしくはありません。
この場合は、逆に電灯の豆球をつけておき、赤ちゃんが眠ったら消す、ということを試してみましょう。

明かりを嫌がる赤ちゃんもいれば、夜の闇を怖がる赤ちゃんもいる。
本当に人それぞれですから、こうしなさい!という答えはないのです。
赤ちゃんの個性を見ながら、赤ちゃんがストレスを感じないように対応して行きましょう。

赤ちゃんの夜泣きの原因は特定が難しいのです

赤ちゃんが夜中に突然泣きだした!
原因は何だろう・・・
おなかがすいているのかな?
おしめかな?

そう思って、ミルクを飲ませてみても飲みたがらない。
おしめも濡れてない。

そうなると、もうお手上げ!
原因は一体なに?

赤ちゃんの夜泣きの原因はさまざまです。

乳児期前半の赤ちゃんの夜泣きの原因は、空腹やおしめ、あるいは寝苦しさ(暑さ・寒さ)などが原因のことが多いのですが、成長するにつれ、夜泣きの原因は複雑になってきます。
昼間ショックなできごとがあって、それを思い出してしまって泣いたり。
日中、ストレスを感じる生活を送っていて、それが夜泣きにつながったり。

赤ちゃんは周囲の環境をよく見ています。そして、想像以上に繊細な感情を持っています。
でも、それを言葉で表現することができない。
そのもどかしさが夜泣きにつながるケースが多いのです。

赤ちゃんの夜泣きの原因は赤ちゃんそれぞれ。日によっても違います。
そう思って、原因の特定に神経を使いすぎずに、まずは赤ちゃんをリラックスさせることに務めましょう。